作品の紹介

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建築面積6.8坪のなかに巣のような温もりをもとめた超狭小住宅。
戸建住宅(3階建) 兵庫県神戸市 - 2000年完成

9坪にも満たない狭小敷地のなかで、採光・通風・プライバシーといった住宅の基本性能をたもちながら、それをローコストで実現した住宅である。 建物は、三方を道路斜線制限で切取られた形状をしており、耐震性を重視した骨組みのうえに、防火性の高いセメント版で覆われている。 内部は、外観に反し、ムクの木材や左官材など、温かみのある自然材を用い、吹抜けにあるトップライトから季節や時間により変化する自然光がふりそそぐよう計画されている。

敷地面積28.65㎡ 建築面積22.60㎡ 延床面積53.77㎡
構造:木造 施工:山中工務店
撮影:福澤昭嘉